架空書店からアンナさんへ 「往復書簡」Vol.3

Dear アンナさん
こんばんは。
ようやく少し
秋らしくなってきましたね。


先日は
お誕生日おめでとうございます!
いい本に出会える
一年にしてくださいね!!
架空書店も少しでも
お役に立ちたい思っています。


前回は、
熱量溢れる書簡を
ありがとうございます。
何度も読み返しました。
幼少の頃から培った
アンナさんのパワーに
すっかり魅了されたワタシ。


この「往復書簡」ができることを
本当にうれしく思います。


さて、
アンナさんからは
「架空書店の誕生秘話」
について訊かれていましたね。


架空書店は
中の人の
「好きなこと、したいこと、
できそうなこと」が
たまたま重なった結果として
生まれました。


まずは「好きなこと、したいこと」から。
もともと中の人が、
新刊の本屋さんや古本屋が大好きで
自分でもやりたいなぁ
とずっと思っていました。


ただ、
新刊の本屋さんが減っている
という現状に加え、
古本屋さんについては
某B○○KOFFや、
神保町のような集合体、
はたまた一坪古本屋イベントのような
ムーブメントもあったりして
私には難しいなぁ
と思っていました。


話は少し逸れますが、
私のいつもの思考メニューの1つに
「エア」を合わせる
というものがあるのですが
(「エアギター」とか有名ですよね)
ためしに、
「本屋」に「エア」を組み合わせて、
「エア本屋」としてみたのです。


「本売ってないって本屋って何?」
と最初は思ったのですが、
→「まだ売る本がないのでは?」
→「まだ売っていない本を紹介する」
→「まだ売ってない本しか紹介しない」
という展開を経て、
架空書店のコンセプトが
捻り出されたのです。


これはちょうど、
自分の好きなことである
「新刊本屋さんで新しい本をみつける」
「音楽のプレイリストを作る」
(それなりの順番に並べるというのが好き)
に見事に合致しました。


新刊情報については、
運よくみつけることができましたので、
その情報に
「なにか一言添えて(実はこういうのも好き)」
ブログで紹介したのが
架空書店の始まりです。


初めは、
ブログだけで発信していたのですが、
もっと多くの人に見てもらいたいな〜
という欲求がムクムクと湧き上がり、
TwitterやInstagramにもUpするようにし、
そこでめでたく
アンナさんの目に留まった
というわけですね。


こんな紆余曲折を経て
架空書店では
日々、20冊の本を
紹介させていただいていている、
というのが
架空書店の経緯になります。


さて、次の書簡で
アンナさんに伺いたいのは、
「アンナさんが今一番、
興味関心のあるテーマの本は?」
ですね。


今後の架空書店の選書のために
ぜひ参考にさせていただきたいな
と考えたりして(といいつつ、
常連さんの好みは
うっすら把握しているつもりは
あるのですが(笑)


かしこ


架空書店

【まだ売ってない本しか紹介しない】架空書店

かつてスティーブ・ジョブズはこう述べています。 「人は形にして見せてもらうまで、自分は何が欲しいのかわからないものだ。」 この本屋は、世界で唯一「まだ売ってない本】だけを紹介しています。 この本屋が売っているのは「未知との出会い」 「明日のあなたが読みたいと思う本」があることを願っています。

0コメント

  • 1000 / 1000