アンナさんから架空書店へ 「往復書簡」Vol.8

拝啓 架空書店さん

「架空書店さんにとっての読書とはなにか。」を
教えていただきありがとうございました。


とっても痺れました!


私も書店を隅々まで歩いて、
自分のセンサーに引っかかるものは何か。
世の中は今何に関心があるのか。
感度を高くして探しています。


特に大きな図書館・書店は冊数と
ジャンルが幅広いので、
一日中滞在していられますよね!


そして、
お手紙を読む中で、
架空書店さんの書店員としての志を感じました。
たくさんの本に触れる経験が、
架空書店さんの人柄に厚みを生んでいるんですね。
さすがマスターです!!!


私も変化を楽しみ、年を経るごとに
深みが増す人間になりたい!と思っているので、
架空書店さん信者として邁進してまいります。笑


さて、
今回いただいたテーマ「食欲を刺激する本3選」。
くう…。一週間ずっと頭を悩ませ、
過去の本を見返しました。
が…!「食べ物」の本って、
私自身読んでない…。笑


ということで、視点を変えて(私の偏った捉え方で。笑)
「人を食べる、官能ロマン3選」
についてご紹介します!笑
(私のコアな部分を
こんなに早くお伝えすることになるとは…!ふふふ)


「官能小説=エロ一択」と思っている方も多いと思うんですが、
そんなことない!
とここで断言させていただきたいと思います。
(偉そうにしてすみません。笑)


官能小説を読んできましたが、
私がお勧めする官能ロマンは、
「人間の本質に触れられる」お話しが多いです。
特に、草凪優先生の作品は、
人間のリアルをありありと映し出されていて、
ラストは必ず唸らせられるものばかりです。

下記、3選ピックアップします!
■あやまちは夜にしか起こらない
 泥酔した美人教師の介抱していた俺は、
 夜に関係を持ってしまう。
 そして彼女は行った。
 「私のセカンダリーになりませんか?」
 どうやら彼女はポリアモリー(複数恋愛)らしいが―。


■ルーズソックスの憂鬱
 若いころ、援助交際をした女に一目ぼれしていた。
 ある日偶然に再開した彼女は人妻になっていた。
 どうやら旦那にDVを受けているらしい。
 独身の俺は平静を装って、彼女に近づいていく…。


■悪の血
 小さいころに家族に捨てられた俺は、
 裏の世界で出会った友人と闇の仕事をしている。
 すべては彼の妹をまっとうな社会で生活させるためだ。
 好意を抱きながら、彼女の幸せを願っていた矢先、
 とある事件が起こった―。


頑張って、
自分であらすじを書いてみました。笑
10月27日から読書週間も始まりましたので、
この機会に是非触れてほしい作品たちです!!!


毎回熱弁してしまってすみません…。笑
次回のお題は!
「クリスマスに読んでほしい本(何冊でも)」
なんてどうでしょう?
ちなみに私は、百田尚樹さんの「輝く夜」です。笑

お返事楽しみにお待ちしております!


アンナより

【まだ売ってない本しか紹介しない】架空書店

かつてスティーブ・ジョブズはこう述べています。 「人は形にして見せてもらうまで、自分は何が欲しいのかわからないものだ。」 この本屋は、世界で唯一「まだ売ってない本】だけを紹介しています。 この本屋が売っているのは「未知との出会い」 「明日のあなたが読みたいと思う本」があることを願っています。

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