Dear アンナさん
こんばんは。
12月も半ばを過ぎ、
いよいよ本格的な
寒さを迎えましたね。
アンナさんが住むところも
きっと寒いのだろうなぁ
などと想像しながら
こちらを書いています。
先日は、
見事な2020年のランキング
ありがとうございます。
私が紹介させていただいた本が
3冊もランクインしていたのに
驚きました!
100冊もの本の中から
選んでくれたんですよね?
しかもガチで!
(私が何か袖の下的なことを
したわけではないですし(笑))
なんだかとっても光栄です。
ありがとうございます😊
さて、
私も本来であれば
「2020年のベスト10」
といったことを
やるべきなのかもしれませんが、
それは多くの読書家の皆さまに
お任せするとして、
アンナさんが
もう一つ振ってくれた
お題「2021年の注目図書」
について考えてみることにしたい
と思います。
2021年も
巷は、相変わらず、
新型コロナウイルスの影響が
大きいことを考えると
「注目図書」に関していえば、
2つのことが考えられます。
1つは「予言の書」みたいなもの。
もう1つは
「ある種の神頼み礼賛もの」
です。
「予言の書」は
「人類滅亡論」とか
「新型コロナウイルスの超変異説」と
いった感じの
いわゆる「風説の流布的」なもの
でしょうか。
「ある種の神頼み礼賛もの」は
「これをすれば助かる」とか
「ここへ行け」
とかいう感じの本。
この2つ、
一見違うようでいて、
実は根は同じ。
「人の弱みや不安につけ込んで、
揺さぶりをかけるもの」なわけで
2021年には、
そんな本が
流行りそうな気がしています。
特にSNS等で
このテのことの
伝播が早い昨今では、
バズりも見越した
「巧妙な企て」を
見破る目も
合わせて必要になりそうだな
と感じています。
それよりも、なによりも
2021年の「架空書店」が
そうした本の流布に関して、
片棒を担ぐというか、
提灯持ちにならないように…と、
自らを戒める必要が
ありますよね(苦笑)
さて、
次回のアンナさんには
「来年の抱負」でも
語っていただきましょうか?
別案で
「来年読みたい本」
というのも
この書簡に相応しいですかね。
どちらのお題でも
楽しみにしています。
寒さとともに、
師走の忙しさや
新型コロナウイルスも重なって
無事に生きることの難しさを感じます。
アンナさんもくれぐれも
お気をつけてお過ごしくださいませ。
かしこ
架空書店
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